望岳台の大正泥流
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望岳台の大正泥流

正式名 : 白金の大正泥流堆積物
1926年(大正15年)の十勝岳の噴火により発生した泥流(大正泥流)は、上富良野や美瑛の市街地まで流れ下り、大災害を引き起こしました。この噴火が起きたのは5月24日であり、周囲には雪が厚くたまっていました。火山の爆発によって中央火口丘の北西部分が崩れ、さらに高温の水が噴き出たことで雪がとけ、土砂とともに流れ下ったのです。
望岳台周辺の登山道ぞいでは、古い火山噴出物(グラウンド火口火砕流堆積物や中央火口丘溶岩)をけずって、その上に大正泥流の堆積物がうすくおおっている様子が観察できます。この付近で見られる大正泥流堆積物は、熱水変質した白色の岩片を多く含むのが特徴です。
所在地北海道上川郡美瑛町白金
アクセス道北バス「白金温泉」停留所下車後、望岳台まで5.1kmは公共交通機関なし、望岳台から登山道 / 美瑛駅から望岳台まで、車で31分 (25.1km)
観察地点43°26'43.00N/142°39'1.50E(43.445278/142.650417)
マップコード796 093 135 (望岳台 796 093 371 から登山道)
注意情報過去に火砕流や泥流が流下した範囲であるため、十勝岳の火山活動状況について注意する必要がある。 登山道から外れないようマナーを守り安全で楽しい登山をお願いします。【携帯トイレ情報】販売 : ホテルパークヒルズ・湯元白金温泉ホテル・大雪山白金観光ホテル・吹上温泉「白銀荘」・十勝岳温泉「凌雲閣」・十勝岳温泉「カミホロ荘」・セブンイレブン上富良野東町店・セイコーマート上富良野宮町店 / 回収 : 望岳台・吹上温泉・十勝岳温泉
立入○ 登山道のみ
トイレ× 望岳台以降、登山道は無 (携帯トイレを持参して下さい)
駐車場△ 望岳台に駐車 無料70台・バス可
バリアフリー情報× 登山道のため車椅子で到達不可