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美瑛駅
正式名 : 美瑛駅美瑛駅は、1899(明治32)年9月、北海道官設鉄道十勝線、旭川〜美瑛間が開通したことで誕生しましたが、はじめは木造平屋建の駅舎と木造倉庫でした。その後、北海道の鉄道が発達し利用者が増えたため、1951(昭和26)年9月から駅舎の改築をスタート、1952(昭和27)年1月に完成し、現在の駅舎が誕生しました。
美瑛駅の外壁は、「美瑛軟石」とよばれる石材を使っています。美瑛軟石は、地質学的には美瑛火砕流堆積物(溶結凝灰岩)という岩石で、美瑛にひろがる「丘」はこの岩石でできています。今から200万年前ころ(十勝岳~大雪山系ができる前)、北海道中央部にあった火山が大噴火して発生した火砕流の堆積物です。もともとの火砕流堆積物は、軽石や火山灰などのやわらかい物質でできていますが、冷えて固まった時に、堆積物自体の重さで押し固められて、岩石(溶結凝灰岩)になりました。石材をよく観察すると、重さで押しつぶされた軽石や、キラキラ光る石英などの鉱物、火山のまわりにあった岩石のかけらなどが入っています。美瑛軟石は、見た目が美しく、やわらかくて加工しやすい石材なので、北海道のあちこちで使われています。1906(明治39)年から1969(昭和44)年にかけて、石材として採掘されました。
現在では美瑛軟石の新たな切りだしは行われていませんが、古い建物に使われていた石材を再利用することで、美瑛軟石を生かしたまちづくりが行われています。
美瑛駅のまっすぐ前には、十勝岳が見えます。美瑛駅はまさに、「丘のまち美瑛」の表玄関にふさわしい建物といえるでしょう。
美瑛駅の外壁は、「美瑛軟石」とよばれる石材を使っています。美瑛軟石は、地質学的には美瑛火砕流堆積物(溶結凝灰岩)という岩石で、美瑛にひろがる「丘」はこの岩石でできています。今から200万年前ころ(十勝岳~大雪山系ができる前)、北海道中央部にあった火山が大噴火して発生した火砕流の堆積物です。もともとの火砕流堆積物は、軽石や火山灰などのやわらかい物質でできていますが、冷えて固まった時に、堆積物自体の重さで押し固められて、岩石(溶結凝灰岩)になりました。石材をよく観察すると、重さで押しつぶされた軽石や、キラキラ光る石英などの鉱物、火山のまわりにあった岩石のかけらなどが入っています。美瑛軟石は、見た目が美しく、やわらかくて加工しやすい石材なので、北海道のあちこちで使われています。1906(明治39)年から1969(昭和44)年にかけて、石材として採掘されました。
現在では美瑛軟石の新たな切りだしは行われていませんが、古い建物に使われていた石材を再利用することで、美瑛軟石を生かしたまちづくりが行われています。
美瑛駅のまっすぐ前には、十勝岳が見えます。美瑛駅はまさに、「丘のまち美瑛」の表玄関にふさわしい建物といえるでしょう。
所在地 | 北海道美瑛町本町一丁目 |
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アクセス | JR富良野線「美瑛」駅下車すぐ / 旭川空港から美瑛駅まで、車で15分 (11.2km) |
観察地点 | 43°35'28.00N/142°27'42.00E(43.591111/142.461667) |
マップコード | 389 010 595 |
注意情報 | 巨大地震などで崩落する危険性が潜んでいる。 |
立入 | ◯ |
トイレ | ◯ |
営業時間 | みどりの窓口 6:30~18:30 |
駐車場 | ○ 無料50台・バス可 |
観光情報 | 美瑛町ホームページ(美瑛の街並み) |
バリアフリー情報 | ○ スロープ有・車椅子で見学可能 (多目的トイレは四季の情報館を利用可能) |