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上富良野町開拓歴史広場
正式名 : 上富良野町開拓歴史広場富良野盆地の開拓の端緒となった草分地区にあり、また、大正泥流の被災地でもあります。広場内には、上富良野開拓記念館、草分神社、『泥流地帯』文学碑があります。富良野盆地の開拓は、1897(明治30)年4月12日に、三重県から訪れた田中常次郎一行8名が「憩の楡」(現・上富良野町西3線北29号)に到着したことから始まりました。この開拓歴史広場は、上富良野町開基100年を記念して1997(平成9)年に整備されました。
上富良野開拓記念館は、1926年大正泥流発生当時の村長・吉田貞次郎の住宅を解体復元したもので、泥流の被害を受けながらも残存した貴重な建築物です。館内には、大正泥流についての解説や、吉田村長の遺品などが展示されています。また、屋外には、上富良野町泉町の工事現場でみつかった大正泥流による流木を展示しています。
草分神社鳥居の右手には、作家の三浦綾子さんの小説『泥流地帯』を記念して、1984(昭和59)年に文学碑がつくられました。「泥流地帯」の文字は三浦さん本人が揮毫したものです。『泥流地帯』の執筆にあたって、三浦さんは上富良野町を訪れ、多くの町民から聞き取りするなど綿密な取材を行いました。
上富良野開拓記念館は、1926年大正泥流発生当時の村長・吉田貞次郎の住宅を解体復元したもので、泥流の被害を受けながらも残存した貴重な建築物です。館内には、大正泥流についての解説や、吉田村長の遺品などが展示されています。また、屋外には、上富良野町泉町の工事現場でみつかった大正泥流による流木を展示しています。
草分神社鳥居の右手には、作家の三浦綾子さんの小説『泥流地帯』を記念して、1984(昭和59)年に文学碑がつくられました。「泥流地帯」の文字は三浦さん本人が揮毫したものです。『泥流地帯』の執筆にあたって、三浦さんは上富良野町を訪れ、多くの町民から聞き取りするなど綿密な取材を行いました。
所在地 | 北海道空知郡上富良野町西3線北28号 |
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アクセス | JR富良野線「上富良野」駅下車後、2.4kmは公共交通機関なし / 上富良野駅から、車で5分 |
観察地点 | 43°28'53.00N/142°27'50.00E(43.481389/142.463889) |
マップコード | 349 521 423 |
注意情報 | 上富良野町開拓記念館 冬季休館 |
立入 | ○ |
トイレ | ○ 開拓記念館内に有 ※冬季は閉鎖します |
営業時間 | 上富良野町開拓記念館 9:00~16:00 (12:00~13:00は昼休み) |
定休日 | 上富良野町開拓記念館 11~4月 冬季休館 / 5~6・9~10月 土日祝のみ開館 / 7月~8月 月曜日 |
駐車場 | ○ 無料 |
観光情報 | かみふらの十勝岳観光協会 |
バリアフリー情報 | ○ スロープ有・車椅子で見学可能 (開拓記念館は建物入口に階段があるため車椅子で到達不可) |