グラウンド火口の火砕流
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グラウンド火口の火砕流

正式名 : グラウンド火口火砕流堆積物
約3300年前に十勝岳グラウンド火口で噴火した際の火砕流堆積物が観察できます。この火砕流堆積物は2つの層に分かれています(グラウンド火口火砕流堆積物1および2)が、2つの層は直接重なり合っている(時間間隙を示す堆積物がない)ので、立て続けに2回の噴火があったのでしょう。この火砕流は白金温泉まで流下しており、十勝岳における過去1万年間の火山活動で最大の火砕流だったと考えられます。
十勝岳の火山活動や火山防災を学ぶ・考える上で重要なサイトです。
所在地北海道空知郡上富良野町
アクセス道北バス「白金温泉」停留所下車後、望岳台まで5.1kmは公共交通機関なし、望岳台から登山道 / 美瑛駅から望岳台まで、車で31分 (25.1km)
観察地点43°26'21.70N/142°39'12.20E(43.439361/142.653389)
マップコード796 063 386 (望岳台 796 093 371 から登山道)
注意情報露頭に張り付く際は落石・滑落に注意が必要。過去に火砕流や泥流が流下した範囲であるため、十勝岳の火山活動状況について注意する必要がある。 【携帯トイレ情報】販売 : ホテルパークヒルズ・湯元白金温泉ホテル・大雪山白金観光ホテル・吹上温泉「白銀荘」・十勝岳温泉「凌雲閣」・十勝岳温泉「カミホロ荘」・セブンイレブン上富良野東町店・セイコーマート上富良野宮町店 / 回収 : 望岳台・吹上温泉・十勝岳温泉
立入○ 登山道のみ
トイレ× 望岳台以降、登山道は無 (携帯トイレを持参して下さい)
駐車場△ 望岳台に駐車 無料70台・バス可
バリアフリー情報× 登山道のため車椅子で到達不可