6月24日(火)、上富良野西小学校3年生の児童たちによる総合的な学習の時間で、「十勝岳たんけん隊」が実施されました。
この活動は、十勝岳ジオパークを舞台に、地域への興味関心を深めることを目的とした学習の一環として行われています。
この活動に先立ち、十勝岳ジオパークの中村専門員が学校を訪問し、児童たちに十勝岳の成り立ちや地形の特徴、そこで見られる岩石や植物などについて事前学習を行いました。児童たちは「どんな石があるのか」「溶岩の流れを見てみたい」「どんな花や虫がいるのか」など、目標を立て、当日の探検に備えました。
当日は朝から晴天に恵まれ、絶好の探検日和となりました。
現地では、中村専門員から十勝岳の成り立ちや噴火の仕組み、地域に残る地質の特徴などについてわかりやすく解説。児童たちの学びを深めるサポートをさせていただきました。
噴火によってできた岩石や、エゾイソツツジ、マルバシモツケなどの高山植物をじっくりと観察。
虫たちの姿も多く見られ、児童たちは自然の多様さに目を輝かせながら、メモをとるなど熱心に学んでいました。
また、今後も地域の児童生徒対し、地域の自然を活かした教育活動を積極的に展開していきます。