2021.02.09 Tue
事務局の近況

真冬の白樺街道

このエリアの見どころとして「白樺街道沿いの林」をご紹介していますが、今回は真冬の風景をご紹介します。

北海道外にお住まいの方でウィンタースポーツをする方は、雪道の運転がさほど不慣れでない方も多いと思います。しかし、北海道は気温の低さからその経験値が全く役に立たない事もありますので、そんな話題を中心に。

これは少し天気が崩れた昨日(2/8)の昼過ぎの様子ですが、まさにモノクロームの世界です。

また、この林に入る手前は畑が広がっており、風の強い日は雪が舞い、視界が非常に悪くなってしまいます。

北海道外の方は、この道路の写真に違和感があると思います。この道路の横に等間隔に立っている矢印のようなものは「矢羽根」と言い、このような天気の時にとても役に立ちます。道路と道路以外(歩道や路肩)の境界が、この真下である事を示しており、矢羽根のおかげで車での走行が可能になります。

しかし、この矢羽根が並ぶ間隔は80m。この写真は、路肩に止めて撮影したものですが、おそらく4本先がギリギリ見える程度ではないでしょうか。つまり視界は300mちょっとで、時速60kmの車だと十数秒で通り過ぎてしまう距離です。

北海道は美しい自然にあふれていますが、命に係わる状況も起きる場所でもあると認識していただいて、このエリアを楽しんでいただけばと思っています。