2020.11.25 Wed ガイドコラム 千春沢 前十勝岳の南西斜面に、地球科学的な現象をとらえました。近年、変化が現われた場所。 11月12日、快晴の十勝岳をかみふらの八景の旭野やまびこ高地から撮影しました。山麓のカラ松の黄葉、白き嫋(たお)やかな峰々と泥流地帯のコントラストを撮影。南西斜面の熱的要因で融雪している場所を撮影。千春沢の上部になります。 千春沢とは、冬季オリンピック、回転競技の銀メダリスト「猪谷千春」さんが滑ったことから、名付けられた地名。春、遅くまで雪の残る斜面で、春スキーの名所。 現在は、火山活動のため、入山規制のある場所です。 ジオパークガイド 三原 康敬