北海道も暖かい日が続くようになりました。
知床を案内して頂いたガイドさんに、春のイタヤカエデから樹液で出来たツララを観察する事ができるという話を聞きまして、3月初め、富良野のなまこ山に登ったところ、山頂にてイタヤカエデから下がる樹液ツララを見つける事が出来ました。
春の芽吹きに備えて地中の根から水分を吸い上げるこの時期にしか見られない現象です。
戻りまして、直接樹液に触れてみたくなり、美瑛上富良野の境に生えるイタヤカエデに道具を取り付けて一晩。
2リットル近くの樹液を採る事に成功しました!
煮詰めるとメープルシロップになるサラリとした冷たく甘いイタヤカエデの樹液。
不思議な春の味わいを楽しみました。