8月16日、涼しい気温に誘われて、上富良野町草分地区をぶらり紀行。開拓と十勝岳の大正泥流を体感できるスポットを歩きました。
このエリアに車で来られた方は、開拓広場の駐車場に車を止めて、見学できます。JR、ふらのバスで来られた方は、駅近くの信号機のある交差点そばにレンタサ イクル店があるので、自転車で回ることをお薦めします。自転車では約10分で開拓広場に着きます。
草分神社には、大正5年8月建立の開拓入植の『頌功碑』があります。大正噴火前の耕作地開拓の成功を記念した石碑です。
そして、十勝岳爆発災害復興の60周年を記念して建立した、小説『泥流地帯』文学碑もあります。
開拓広場には、十勝岳大正噴火の泥流被害から復興を果たした吉田村長の『頌徳 碑』。草分地区の村民と共に2度目の開拓を成し遂げた顕彰の記念碑。旧吉田邸を移築した記念館があります。
記念館横から富良野川の堤防を2分くらい歩くと、JR富良野線の鉄橋に行けます。ここは大正泥流の被害を逃れましたが、泥流はここで東西に分かれ、周囲は泥土と大量の水に覆われました。線路の位置は変わらなく、 鉄橋が富良野川を渡るので、線路の道床が周囲より高く盛土されていました。
次回へ続きます。