2022.05.25 Wed
ガイドコラム

大正泥流から96年

今年も、この日がやってきました。1926年5月24日午後4時17分。96年前、十勝岳が爆発し、十勝岳大正15年噴火が発生した日です。

知り合いの火山研究者から、地元にいる人にしかできないことがある。それは毎年、同じ日の積雪の状態を写真に撮って記録することと教わりました。

富良野聖観音像(ふらの・しょうかんのんぞう/別名:しあわせ観音)の丘から残雪を写しました。近くの、土の館の駐車場ではナナカマドの花が咲き、ポプラ並木が初夏の訪れを告げています。

爆発時刻近くは、中学校の校庭越しに撮影しました。

 

ジオパークガイド 三原康敬