しばらくぶりのガイドコラムになりました。今日は上富良野高校の「探究的学習」の報告です。
今多くの高等学校で新しい学びの形として「探究的学習」が取り組まれており、その全国発表会で「探究的学習の甲子園」とも言える全国発表が2月に東京で行われます。その出場校を決める地域発表会が1月25日に日高少年交流の家で行われました。十勝岳ジオパークもその支援に入っている上富良野高校も2年生が3チーム発表しました。
「完璧という概念を覆す~カントリーサイン変更への道」「ジオパークの認知度上げ隊」「パンフレットのパンフレットを作る」の発表をしました。いずれも上富良野という町を盛り上げるにはどうしたらよいか高校生なりに考えた内容です。特に調査、仮説、実施、改善という現実社会で行われる取り組みを高校生が行ってきました。私達は、文献調査、統計調査、インタビュー等高校生が自分達で調べて考えることを大切にこの学習の支援に取り組んできました。
結果的に「完璧という概念を覆す~カントリーサイン変更への道」が優秀賞で2月の東京での発表に推薦されました。ここ何年かオンラインでの発表でしたが、今年は東京での対面での発表です。こうした場を経験することで自分達の思考をブラッシュアップし、自分に自信を持つことを期待しています。
今後、町民発表会や町長への提言発表等で多くの皆さんに聞いてもらう機会もありますので楽しみにしていてください。
12月に行われた校内での発表会の様子と、発表の際に使ったポスターの一部です。