10月7日の本大会が終わった後は、ポストジオツアーに参加しました。今回の全国大会はアポイ岳ジオパークがある様似町のみならず、周辺町村でもツアーが開催され、専門員は日高とえりものツアーに参加しました。日高のツアーでは、日本の競走馬の産地で知られる日高地方がなぜ産地として選ばれたのか、馬産地としてのルーツを探るとともに地形・気候・植生など様々な要素が組み合わさって日高地方が馬の放牧に適していることを図や現地の様子をうまく組み合わせて説明されていて、とても参考になるツアーになりました。
えりものツアーでは、強風で有名なえりも岬を巡りながら、日高山脈がどのように海に没していくかを楽しむものでした。…が、まさかの当日は台風後の風が弱い日。
えりも岬の強風は経験できませんでしたが、日高山脈の成り立ちと昆布と地形・地質の関係が分かる興味深いツアーでした。今回のポストジオツアーでの経験を十勝岳ジオパーク構想でのプレジオツアーなどに活かしていきたいと思います!