10月6~7日は第9回日本ジオパーク全国大会アポイ岳(北海道様似町)大会に参加し、皆で情報を共有しました。ニコラス・ゾウロス世界ジオパークネットワーク会長により、「ジオパークの魂~世界ジオパークネットワークの活動~」というタイトルの基調講演が行われましたが、ジオパークの活動は大地の遺産の保全が軸であること、ネットワーク活動の重要性を改めて認識しました。
分科会は「ガイド」と「防災・減災」に出席し、ガイドの分科会ではツアーにおけるリスクマネジメントをプレジオツアーでの案内時の写真や日本のジオパークで実際に発生したヒヤリハットの事例を参考に、みんなでリスクを踏まえたツアーをどのように展開していくか議論しました。防災・減災の分科会では、現在ユネスコでは「防災」という言葉は使われておらず、「減災」という言葉が世界的に主流で、ジオパークとしても減災を目指してどのように取り組んでいくべきかを共有しました。
分科会後はパネルディスカッションが行われ、自己評価票の簡易版とも言える、ジオパークにおける活動の達成状況を把握する「見える化シート」の結果を基に、ディスカッションが行われました。口頭発表や北海道150周年特別展など、体が二つ欲しいくらい充実した全国大会でした!