上富良野高校1年生による宿泊研修のハイキングで、6月6日は大雪青少年交流の家から青い池まで、6月7日は大雪青少年交流の家から望岳台まで歩きつつ、道中で火山の恵みと恐ろしさについて解説しました。
今回は、生徒が皆スマートフォンを持っていたので、マチアルキARというARアプリも活用して案内しました。青い池までのハイキングでは、火山があるから飲み水には適さないが見た目は綺麗な水(美瑛川の青い水)があること、火山活動(大正泥流)で更地になったからこそ作られたシラカバ林について紹介しました。望岳台までのハイキングでは、火山活動によって運ばれてきたものを道中で見せつつ、中米グアテマラのフエゴ山で発生した火砕流についてお話ししました。両日とも快晴で少し暑かったですが、今まさに起きている火山災害のお話は、皆が自分の身にも降りかかる可能性があることとして、真剣に聞いてくれました。十勝岳ジオパーク構想では、上富良野高校の1年生だけでなく2年生や3年生とも今後連携して活動していきます!