5月28日はNPO法人野山人主催の「泥流地帯フットパス」を開催しました!1926年の十勝岳噴火とそれに伴う泥流(大正泥流)からの復興、それに関わる人々を描いた三浦綾子著の小説「泥流地帯」と「続泥流地帯」。実際に起きた災害と復興が基になっているため、小説に出てくる場所や泥流の痕跡が見られるこのフットパスは毎回大盛況で、今回は60人以上が参加しました!野山人の会長は、小説の舞台となった地域で泥流に被災した子孫なので、話される内容は非常に現実感があります。
また、地域の人との協力で掘った穴で、実際の大正泥流堆積物を見学することができるなど、このフットパスでしか味わえないことが盛りだくさんでした。小説を軸として、十勝岳という火山だけでなく、大地の成り立ちとそこで暮らす人々の工夫が分かる素晴らしいフットパスでしたので、これを参考にツアーや野外実習などを行っていきたいと思います!