2018.05.21 Mon
活動報告

2018.5.20 JpGU2018 ポスターセッション

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5/20(日)は千葉県幕張メッセで開催された日本地球惑星科学連合2018年大会にて、郷土史などを研究されている山谷さん(トカチルゥチシを歩く会)との共同で「松浦武四郎の史料から検証する十勝岳の安政年代における火山活動」を発表してきました。松浦武四郎が北海道命名から150年経ち、武四郎が石狩日記にて「山半腹にして火脈燃立て黒烟天を刺上るを見る」と記載し、図にも噴煙を書き込んだことから、十勝岳では1857年にも噴火はあったとされていました。

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一方で、科学的証拠は現段階で発見されておらず、噴火の記載が真なるものなのかを他の史料から検証した発表を行い、参加者の皆様より「ジオパーク構想があることによって、郷土研究と地形・地質の研究成果が合わさったことは素晴らしいことだと思う。」といったコメントをいただきました。今後も様々な視点から研究・発信していきたいと思います。