昨日は十勝岳ジオサポーターの井上さんや上富良野高校の先生・高校生と一緒に、セイヨウオオマルハナバチという侵略的外来種の捕獲を行いました。セイヨウオオマルハナバチはヨーロッパ原産のハチで、ハウストマトの受粉を助けるために輸入されましたが、逃げ出した個体が野生化しました…盗蜜癖(花の根元に穴を開けて蜜を盗む)があり、植物の受粉に貢献しなかったり、北海道在来のハチを不妊化させるやっかいなハチです。大雪山国立公園内でも確認されており、貴重な植生の破壊も懸念されています。今はセイヨウオオマルハナバチの女王蜂が動いている時期で、1匹の女王蜂を捕獲すると、数百匹分のハチを捕まえた効果があるので、皆で頑張って探して捕まえました!高校生の一人はハウストマト農家の子どもで、既に何十回もセイヨウオオマルハナバチに刺されている猛者で、2匹も女王蜂を捕まえました!!!今回は、1時間半で在来のハチを1匹だけ確認、セイヨウオオマルハナバチを4匹捕獲という成果。セイヨウオオマルハナバチは真っ白なおしりが目印で、すぐに見分けがつくので、みなさんも捕獲に協力しませんか?
セイヨウオオマルハナバチの特徴や捕獲・情報提供は以下のページを参照して下さい。