上富良野高校の2年生16人が、4グループに分かれ、地域を調べ、自分たちで設定した地域課題を考え・実践するする取り組み「地域探究活動」に十勝岳ジオパーク推進協議会も協力しています。
4つのグループのうち「地域の魅力を発信する動画作成」「公共のトイレを考える」「波状丘陵をイメージしたメロンパン(ジオパン)の作成」の3つのグループにアドバイザーとして参加しました。
パンづくりグループは、波状丘陵の成り立ちやそこでの農業、パン作りのメインである小麦のことなどを、直接農家の方から聞き取り。なんとコンバインに体験試乗までさせてもらえました。
さらに、パッケージのための風景写真を撮影をするため、特別に畑の中の作業道まで案内をしていただきました。
その後は学校の理科室でメロンパンを試作。まだまだ改良を進めていくそうです。
公共のトイレを考えるグループは、町内に数多くあるトイレの中から、どのトイレについて調査するのか、現地を回りながら検討。
主に観光客の方が利用するところを中心に、調査して改善方法などを考えることにしました。次回以降は、利用者のアンケートなども行う予定です。
次に、動画作成グループ。こちらは、なにやらストーリー仕立ての動画を考えているようです。旅(?)の始まりは上富良野駅から。
この町にたどりついた一行は、日の出公園を訪れます。ここから、「目的地」を見つけます。
何かを探し求めているうちに、やがてジェットコースターの路にたどり着きます。
アップダウンのある道を疾走する姿を撮影しています。この日は残念ながら、かんじんの十勝岳が雲に隠れていました。十勝岳をバックにした動画は、後日の撮影になります。
高校生たちも、一日の活動を通じて地域の魅力に気づくことができたようです。これからの活動に期待しましょう!