上富良野高校3年生「総合的な探求」の時間でフィールド見学にいってきました。
上富良野町では、「大正泥流」をはじめ何度も火山災害を経験しました。そして近い将来、十勝岳の噴火が予想されます。そんな中、災害の経験をどのようにまちづくりに生かしていくのか? そんな課題に取り組むべく、生徒たちが実際の現場をまわりました。
上富良野町開拓記念館と大正泥流による流木。
『泥流地帯』文学碑。作家の三浦綾子さんは、大正泥流について綿密に取材し、名作『泥流地帯』を書きあげました。その時の様子について説明を受けます。
草分防災センターは大正泥流被災地の真ん中にあります。展望スペースから地形の様子を観察しました。
噴火から1年後(昭和2年)に建てられた「十勝岳爆発記念碑」は、泥流で流されてきた巨岩の上に立っています。
このあと、富良野川をさかのぼって、旧日新尋常小学校あとや川沿いに作られた砂防堰堤の様子を見学しました。
これからの防災とまちづくりについて、生徒たちからどんな発想が出てくるのか、期待しましょう。