2月16日は好天のもと「ミンタラ探検隊」と「十勝岳ジオくらぶ」の合同ツアーを開催し、十勝岳温泉にある「法華の滝」を見に行ってきました。
なれないスノーシューに苦労しながらも、上ホロカメットク山の溶岩から出てくる温泉や、ヌッカクシ富良野川岩屑なだれ堆積物などの地形の話、林の中では極寒のため木の幹の中の水分が凍って、木が縦に割れてしまう”凍裂”、アカゲラの食痕など、いろいろなことを解説して歩きました。
氷瀑となった法華の滝に到着した時にはたくさんの方から歓声が上がり、それまでの苦労が報われたようでした。ガイドは凌雲閣の青野さんと事務局で行い、滝の節理は、旭川の岩出専門員に解説していただきました。
溶岩が水に削られ、滝ができていき、今立っている所に達するまでに6万年かかっていることをお伝えした時に、参加者の皆さんは「地球スケールの時間の流れ」を感じて感心していただけたようでした。
スノーシューのツアーの後は凌雲閣で温泉とかみふらのポークを使った新考案のカレーをいただき、大満足のツアーとなりました。十勝岳ジオパーク構想のガイドが来月にも誕生する予定です。
このようなツアーが多く開催でき、皆さんに喜んでもらえるようこれからも頑張っていきたいと思います。