本日は、北海道教育大学旭川校の和田教授をお招きし「十勝岳ジオパーク構想サポーター養成講座の火山と水」を開講しました。
初めに、大雪青少年交流の家で日本・北海道の火山や火山の仕組み、十勝岳連峰の噴火の履歴などを学び、「どのようにして火山ができ、噴火するのか」「火山噴火でどのようなことが起こるのか」大変わかりやすく、丁寧に教えていただき、受講生も納得の座学となりました。
その後、望岳台に移動して実際に十勝岳の火山噴火の痕跡を確認するフィールドワークを行いました。
3,300年前のグランド火口火砕流・300~500年前の中央火口丘溶岩・大正噴火による泥流の痕跡などなど、望岳台では身近に観察できるものがたくさんあり、また、炭化木(火砕流によって炭化した樹木)も観察でき、受講生は興味深々で、予定の時間を1時間もオーバーしてしまいました。これまで何回か望岳台を案内してきた事務局員・専門員やサポーターにも新たな発見がたくさんあり、大変充実した講座となりました。この講座で、今年度のサポーター養成講座は全講座を終え、また何人かのサポーターさんが誕生すると思います。
次からはガイド養成講座を開講していきますので、ガイド認定に向け、頑張って行きましょう。