松浦武四郎が上川アイヌに案内され、旭川市のカムイコタンから新得町のカムイロキまでを踏査したルートを徒歩で辿る「松浦武四郎の足跡とアイヌ語地名を辿るモニターツアー」が開催されました。
およそ30名の参加者は東京や札幌などいろいろな地域から参加いただき、カムイコタン~カムイロキのルートのうち、美瑛町北西の丘から上富良野町日出公園までの区間のうちおおよそ20キロを実際に歩き、武四郎の旅を疑似体験しました。
武四郎のガイドは地元で武四郎を研究している山谷さんで、それに加え、地質・地形・生態などのガイドをジオサポーターの小倉さんが勤めました。途中武四郎が旭岳から芦別岳までをスケッチした地点では、実際に半紙で作った野帖に写生してみたり、地場産の揚げジャガイモを味わったり、波状丘陵と十勝岳連峰が作り出した雄大な景色を撮影したり、さまざまにこのツアーを楽しんでいただけたようです。まだまだ検討・改良が必要ですが、このツアーが商品化されるよういろいろな方とツアーを作り上げていきたいと思います。参加いただいたみなさん本当にお疲れさまでした。