フィールドワークのあるものとしては、おそらく今年最後となる「サポーター養成講座」を開催しました。今回は、当ジオパーク構想の顧問としてお願いしている、北海道教育大学旭川校の佐藤鋭一准教授を講師に迎え、「火山と水」というテーマで学びました。
前半は、国立大雪青少年交流の家で講義「活火山十勝岳の噴火の歴史を探る」を、30分程受けました。
その後、各自望岳台へ移動し、溶岩流や火砕流を観察しながらのトレッキング。
比較的大きな「炭化木」も見つける事が出来ました。「炭化木」とは、噴火に巻き込まれた木が、そのまま蒸し焼きになってしまったもので、状態は文字通り「炭」です。良質そうな炭なので、バーベキューに使ってみたいところですが、国立公園内なので持ち出す事は出来ません。写真でお楽しみ下さい。
天気は、先日までの夏日から秋本番の肌寒さへ移り変わる姿を感じられる霧。噴煙などの観察は出来ませんでしたが、貴重な地層を見て終了しました。
十勝岳ジオパーク推進協議会では、感染症対策を万全に引き続きサポーター養成講座を開催しています。次回開催案内は、こちらをご確認下さい。